
まず最初に、
国語で必要となる力には、
主に、語彙力、読解力、記述力の3つが必要だと言われています。
そして、どの力が欠けてもスムーズに勉強を進める事ができません。
低学年のうちに対策できる事と言えば、
成長段階を考えると、
漢字や慣用句を覚えたり、
年齢相応の文章題に取り組む、
読書をする、
などといった事しかなかなかできませんよね。
今回は、
中学受験塾に入塾してみて国語に困っている方や、
5.6年生になってなかなか国語の成績が上がらなくて
困っている方に向けて、
自宅で親ができる効果的なサポート方法を紹介します。
語彙力について
一口で、語彙力といっても、
ことわざ・故事成語だけでなく、慣用句や、漢語、和語、外来語などなど
たくさんあります。
そして
ただ聞いた事があるというのでは意味がなく、
どういう時にどうやって使うのかという用法を知らない
と全く意味がありません。
初めての文章題を解く時に、
意味の分からない言葉や初めて聞く言葉に
出会う事は普通に良くあることです。
そしてその言葉を文の前後やその言葉の漢字などから
類推して説く事が大切になります。
自宅での勉強の際には、
最初からその都度、辞書を引きながら説くのではなく、
分からない文字があったら上記のように類推して、
問題を最後まで説いてみて下さい。
そして、最後に辞書を引いてみて自分の予測した意味と
合っていたか確かめ、違ってたら頭にインプットするといった感じです。
これは、
最終的に本番で入試問題を説く時にも、
分からない言葉が出てくるのは当たり前で、
本番のその時に、分からない言葉を予測しながら説き進めるという
事の訓練の為になります。
そして、辞書に出てくる例文で構わないので覚えて、
その言葉の用法を理解します。
幼児から低学年のうちに、上の記事で紹介した本などで
言葉に親しんでおくとスムーズです。

そして小学校3.4年生以降になってきて、
「うちの子、語彙力がない」
と困っている方には、
小学3年生から始めたい!語彙力アップ1300(1) 小学校基礎レベル [ 内藤俊昭 ]
がおすすめです。
多くの有名な中学受験塾の国語の先生がおすすめされていて、
段階的に3冊になっていて、1冊目からでもやりごたえがあります。
段階的に、意味を選んだり、例文に当てはめたりしていくことで、
言葉を覚えるだけでなく、確実に正しい用法を身につけることができます。
読解力(読む力・解く力)

語彙力はないと解けませんが、
残念ながら、
上記で紹介した方法で、語彙力をしっかりつけたら、
文章題を解けるようになるという事ではありません。
実は、国語には算数で必要な論理力が必要になります。
↓低学年のうちに国語を論理的に解く力を養う方法として以前紹介した記事です。
実は国語も算数と同じように、
因果関係や指示語、対比や類比などなど、
沢山の事を論理的に思考して答えを出していく教科です。
算数と違う点は、
算数は数行の問題文を読んで答えを出しますが、
国語は、長文を読んで、もちろん狭い範囲の事もきっちりと読み落とさずに
論理的に理解しながら、
全体的にどういう話なのかを把握するという事です。

家でできる事として、
国語の読解力をつける為に、
読書が良いと言われますが、
確かに読書をたくさんしている子は、読書をしない子と
比べれると、読解力に強いという事が多いです。
しかし、読書は好きな本を好きに読んで、
どういう解釈で読み進めても自由なので、
読書をする=読解が得意とは言い切れません。

その為、
親ができるサポートとしては、
本や問題を読み終わった後に、
どのような話だったかを聞いてあげて、
子供に一文要約をさせるというトレーニングをしてあげて下さい。
また、
物語文の場合、
会話を交互に音読してみる事で、
登場人物の気持ちを理解するトレーニングになります。

また下記でも紹介した通り、
音読が何より大切です!
国語が苦手な子に、
文章題を音読させてみると、
文字の読み落とし、読み間違え、変なところで区切って文節ごとに読めない…
など高学年になっても音読がきちんとできない子が多いです。
音読ができない子が、問題文を目で読んで問題が解けるはずがありません。
音読は6年生になっても有効です。
問題文だけでなく、模範解答を音読することも、
解答例の型を口・耳・目で身につける事ができるので
記述力

国語の問題は大きく分けて、
抜き出し、選択問題、記述問題があります。
抜き出しを間違えて家ではできるという場合には、
文章題を初見で読めていないか問題文を読んでも
ただ目で追っているだけで聞かれていることを理解していない
という場合がほとんどです。
これには、
問題文を音読させる、
テストの場合には、指でなぞりながら問題文を読む事を
アドバイスしてあげて下さい。

次に、選択肢を選ぶ問題ですが、
これは遠回りなようでなかなかやらない人が多いのですが、
記述問題を書けるようにならないと選べません。
4年生までの選択肢の問題は、
解答が、文中のまま書かれていて一目瞭然。
これは読む力を試しているだけです。
しかし5年生になると、
文中の言葉はそのまま出ずに言い換えていたり、
文中にある言葉をそのまま使ったものを、
間違えの選択肢に入れてひっかけたり複雑になります。

まとめ
国語は急には点数を伸ばすのが難しい教科です。
子供に読書をすすめたり、
「国語のセンスがないから…」
と諦めたりせずに、
できる事はサポートしてあげましょう。
落語、寿限無、昔話など、ご飯中だけでも、
CDをかけてあげて楽しく美しい日本語に触れることもおすすめします。







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